エディトル・支払いにおけるガイドライン

エディトルにて進行する案件の支払いについて定めています。

本ガイドラインでは利用規約に倣い、編集者・クリエイターをあわせて「クリエイター」と表記しています。

引用:エディトル利用規約(https://editoru.jp/terms
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第2条(定義)
(5)「クリエイター」とは、クライアントから業務を受託したもしくはこれから受託しようとしている個人または法人のことをいい、クリエイターと次号に定める編集者をあわせて、「クリエイター等」といいます。
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2020/06/22 「受発注の定義について」に、正式な受発注成立とするタイミングの説明を追記しました
2020/03/10 本ガイドラインを公開しました

Table of Contents

案件における納品の定義・支払いについて

制作物は最終稿(修正点の対応が済んだ、完成している状態の制作物)の納品をもって受領とする。初稿の提出のみで納品とはならない。

また、制作物に対する報酬の支払いは「クライアントが成果物を受領した日(エディトル上のステータスが完了となった日)」を基準とし、毎月末日締め翌月末日払いにて銀行振り込みにて支払う。

受発注の定義について

基本的に、下記の流れの4をもって正式な受発注成立とする。
 1:ウィルゲートまたは編集者がクリエイターに対し、主にチャットワーク・slack等のチャットツールで発注内容を連絡(ツールは限定しない。なお電話など口頭約束のみは対象に含まない)。
 2:クリエイターから承諾の意思表示を受ける
 3:エディトルにてクライアントにタスクの発注申請を出す
 4:クライアントが3の内容を確認し、発注を行う

※クライアント⇔編集者・クリエイター間で発注内容の合意が取れている場合は、ウィルゲートからの連絡を省略する場合もある。
※依頼が確定していない場合(対応可否のヒアリングなど)や、本数・制作開始時期・報酬等に未確定の部分がある場合は、クリエイターに対しその旨を明記する。
※今後、機能リリースなどによって受発注のタイミングは変わる可能性がある。

引用:エディトル利用規約(https://editoru.jp/terms
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第7条(委託契約の成立)
1.当社またはクライアントは、本業務の業務内容、報酬、期限等の契約内容を定め、当社はこれを特定のクリエイター等に対し提示するか、本サイトに掲載するものとします。
2.前項に定める本業務の委託契約は、以下のいずれかのときをもって成立するものとします。
(1)クリエイター等が、前項に基づき提示された契約内容について、受託の意思表示をしたとき
(2)クリエイター等が、募集中の本業務に対し応募し、当社が本業務の委託の意思表示をしたとき。
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受注後のクリエイターの対応について

クリエイターは依頼を引き受けた(受注した)時点で、以下の責任があるものとする。

・物理的に不可能な理由でない限り、依頼を完遂する。
・予期しないトラブルが生じた場合も適切に対処し、制作物を完成させる。

案件途中で進行に影響が生じた場合(遅延・辞退)の報酬支払いについて

修正依頼を出しても納品できない制作物が提出された場合

クライアントまたは制作物のチェック担当者が、制作物に重大な瑕疵があると判断した場合は、依頼キャンセルのうえ報酬の支払いは行わない。
なお「重大な瑕疵」とは、2回の修正依頼に対応しても修正が完了せず納品に至らないものを指す。

引用:エディトル利用規約(https://editoru.jp/terms
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第11条(成果物の納品)
3.前項の検収の結果不合格となった成果物について、クリエイター等は当該成果物の瑕疵をクライアントの指示に従い速やかに修正または再納品し、再度前項による検収をうけるものとします。ただし、当該瑕疵が本業務の目的を達することができないほど重大な場合には、当社は本業務に関する契約を解除することができるものとします。
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一例として以下のような状況を想定。

レギュレーション、依頼内容との相違がみられる ・執筆前に共有された構成案と異なる構成の記事
・10,000文字で依頼された記事を2,000文字で提出し、指摘があったにもかかわらず文字数を満たしていない記事
・誤字脱字・表記ゆれが修正されていない内容
web重複チェックツールにおいて、既存webサイトと重複判定が出ている ・既存サイト等のコピー記事
・クリエイター自身が著作権を有していない記事、または著作権を有しているが、すでに一般に公開されている記事
・権利者より承諾を得ていない記事(例外的に第三者が権利を有する記事を使用する場合)

制作スタート~納品完了までの間に連絡不通となった場合

制作がスタートしてから案件が完了となるまでの間に、クリエイターが連絡不通となった場合は未完成とみなし、依頼キャンセルのうえ報酬の支払いは行わない。

対応
事前連絡なく納期を遅延する 依頼キャンセルのうえ報酬の支払いはなし。
連絡や修正依頼に対して24時間以内に返信がない 同上
関係者からの複数回の連絡に対し返信がない 同上

ただし自然災害などやむを得ない場合については、「進行中のトラブルにより継続が困難な場合、予期しない事態による遅延・辞退の場合」に準じる。

修正依頼への対応を辞退・拒否した場合

クライアントまたは制作物のチェック担当者による修正依頼に対し、辞退・拒否した場合は未完成とみなし、依頼キャンセルのうえ報酬の支払いは行わない。

クライアントとの初回すり合わせ、または取材の後に案件を辞退した場合

初回すり合わせまたは取材はコンテンツ制作の一環であり、それのみでは業務完了とみなさない。初回すり合わせまたは取材が完了した段階では、最終稿が納品されていない状態のため、未完了とみなし依頼キャンセルのうえ報酬の支払いは行わない。

ただし、クライアントまたはウィルゲートの判断により依頼をキャンセルとする場合は、初回すり合わせまたは取材に対する分の報酬を支払う。

その他、クリエイターの申し出による案件の途中辞退の場合

その他、クリエイターの申し出による遅延・辞退の申し出があった場合について、制作物の最終稿が提出されていない場合はすべて報酬の支払いを行わない。

対応
ケガ・病気・体調不良・家庭の事情などによる連絡不通、辞退 報酬の支払いはなし
認識の相違により業務内容に齟齬が生じたことによる辞退 同上
進行中のコミュニケーション(言動・対応)によりクリエイターが不快に感じ、信頼関係が崩れたことによる辞退同上

進行中のトラブルにより継続が困難な場合、予期しない事態による遅延・辞退の場合

クリエイターに起因しない事由により、継続が困難な場合については、その時点での進行度合によって報酬を支払う。

対応
クライアントまたはウィルゲート都合による依頼内容の変更(打ち合わせ日程や納期変更など)が生じたことにより、案件への対応が不可能となった その時点での進行度合によって報酬を支払う
台風による大規模停電で連絡ができず遅延した 同上

進行度合に対する報酬額の割合については以下に準じる。(※クリエイターの申し出によるキャンセルの場合は適用外)

進行度合報酬額の割合
初稿提出前の状態(制作物の下書きなどがない場合)0%
初稿提出前だが、制作物の下書きを提出できる状態 ~30%
(下書きの進行状況にあわせて設定)
初稿提出後、チェック待ちの状態30~50%
(修正依頼の量にあわせて設定)
初稿提出後、修正依頼が出ている状態70%
1回目の修正対応後、チェック待ちの状態90%
(修正対応した結果、追加の修正点がなく納品できる場合は100%)

予期しない事態による依頼キャンセルの場合

本来クリエイターが得られたはずの報酬の補填は行わない。ただし、取材準備等にともない発生した経費(交通費・宿泊費など)については支払い対象とする。

対応
取材場所までは電車で向かったが、台風の影響により取材見送りとなった。再調整した日は別の予定があったため、取材に対応できなくなった。 取材の報酬(取材費・執筆費)の支払いはないが、当日現地まで向かった分の交通費については支払い対象とする。
「書籍の購入」は依頼内容にはなかったが、自発的に書籍を購入し執筆に備えた。その後クライアント都合でキャンセルとなった。 依頼が確定していたものではないため、報酬の支払いはなし。

※依頼内容に指定書籍の購入が含まれていた場合は、書籍代のみ支払い対象とする。
チャット上で案件の打診があったが、対応できるという返事をする前にクライアント都合でキャンセルとなった。依頼が確定していたものではないため、報酬の支払いはなし。
チャット上で案件の打診があり、対応できることを伝えた(受発注の共通認識が明確だった)。その後エディトルにアサインされたが、クライアント都合でキャンセルとなった。 依頼は確定していたので、報酬の支払い対象とする。(キーワード等を差し替えのうえ、依頼通りに対応)

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